空港内のあらゆる施設や設備の維持管理を担う施設・設備グループ。専門性に応じて航空灯火、ターミナルビル施設、土木建築、機械の4つの担当に分かれており、自動車業界で生産技術職として活躍していたOさんは、前職の経験や機械系の知識を生かしながら、着実にスキルを高め、空港の安全を守るため日々業務に取り組んでいます。
「空港の安全を守る」責任を胸に
設備を常に万全な状態に保つ
私は施設・設備グループの機械分野を担当しています。機械担当の業務範囲は広く、空港の安全と運営を支える上で重要な役割を担っています。
代表的な業務の一つが消防車両の管理です。航空機火災などの緊急事態に備え、特殊な消防車両を常に万全な状態で維持管理しておく必要があります。また、停電が発生した場合でも、夜間・悪天候といった厳しい条件下でも航空機が安全に離着陸できるよう、航空灯火用発電設備の点検・管理も欠かせません。雨水を適切に排水するポンプ場の維持も重要な業務です。
私たち機械担当の業務は、他担当や他部署と密な連携が必要でもあります。
例えば航空灯火用発電設備は灯火担当と密接な関係があり、保守点検時などには立会いの依頼を行うなど、多方面への協力要請を行うことがあります。協力会社とのやり取りも多く、現場での連携、判断の的確さが常に必要とされています。
「空港の安全を守る」という使命を果たすため、機械担当の仕事は専門性を超えた総合力が問われます。だからこそ責任もやりがいも大きいと感じています。強い責任感と誇りを持って予防保全と日々の整備を積み重ね、空港の安全を支えていきたいと思います。
15年に一度のプロジェクトに挑戦
経験を積みかさね、技術者として成長する
入社後さまざまな経験をしてきましたが、特に印象に残っているのが、15年に一度の消防車両更新プロジェクトに携わったことです。
消防車両における仕様の検討から検査・納車までのすべてに関わる中で、空港設備管理の全体像を学ぶ貴重な体験となりました。
日常業務の中でも、自分の成長を感じる瞬間があります。それは、設備の状態を自らの目で判断できるようになったときです。入社当初はトラブル対応に戸惑うことも多かったのですが、現在は状況を見て「今どんな対応が必要か」「優先すべきことは何か」など緊急度合いを判断し、対応できるようになりました。
現場では協力会社の方々と連携しながら作業を進めます。担当者によって対応の仕方や考え方も異なるため、日頃から信頼関係を築くことが何より大切です。こうした現場での経験一つひとつが、自分の力になっていると感じています。
ゆくゆくは担当の枠を超えて
空港を支える技術の要を目指す
空港を安全に運用するために、多種多様な施設や設備があります。
今の目標は、担当している機械分野の業務を徹底的に極めることです。確実な知識と対応力を身につけ、どんなトラブルにも冷静に立ち向かえる技術スキルの習得を目指しています。
その上で、将来的には灯火分野やビル施設分野など担当以外の知識も学び、担当の枠を超えて的確な対応ができるように成長したいです。
空港という大規模インフラを支えるには、広い視野が求められます。社内外から信頼されるプロフェッショナルになる、その思いを胸に挑戦を続けます。空港の安全を陰で支える縁の下の力持ちとして、高い専門性と責任感をもって仙台空港を守っていきたいと思います。